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新しい物流プラットフォーム "THE TRADE LENS"

En-room です。

 

今日は休みなのでMaerskIBMが共同開発をしたブロックチェーン技術を用いたプラットフォーム THE TRADE LENSについて見てみました。

下記URL が原文です。

https://www.tradelens.com/

 

"トレードレンズについて"

トレードレンズプラットフォームはMaerskIBMによる共同チームにより開発されたブロックチェーン技術を用いたSCMのソリューションです。

 

簡単な翻訳(意訳?)をしてみました。

 

"トレードレンズ:国際物流のデジタル化"

トレードレンズはブロックチェーンに下支えされたオープンで中立的なプラットフォームで各産業の主要プレーヤーに支持されています。

プラットフォームは国際物流においてより確固たる協力と信頼を育み効率的で予知でき、安全な情報の交換を促進します。

 

"特徴"

・サイロ化した情報構造の破壊

 - リアルタイムで端から端までのサプライチェーンの情報を

   荷主、キャリア、3PL業者やステークホルダーに共有します

・ビジネスプロセスの流動化

   - 絶え間なく、安全に貿易書類を会社、税関、貿易金融間で受け渡します

・アセット利用の最大化

 - 物的、金的資産の運用効率の向上を充足したリアルタイムな

      オペレーションデータで実現します

 

"エコシステムの力"

トレードレンズのエコシステムはあなた:輸送に関わる端から端のすべての組織がプラットフォームに癒合できます。様々な、以前断片的に関わった組織や官庁もこの国際物流チェーンを共有して見ることができ、一緒に働くことができます。

 

エコシステムの形成はあなたとパートナー達から始まります:海運、陸運、キャリア各社、港湾関係者、実荷主、フライトフォワーダー、NVOCC、税関などがエコシステムの一員となります。そしてこのエコシステムが成長することにより恩恵をもたらします。より多くの参加者はデジタル上においてより可視化した情報を得ることができます。そして輸送業者はより顧客に信頼できるサービスを提供することができます。

トレードレンズは新しいビジネスの形を提供し、関係者に恩恵をもたらします。

 

 

 

どのような恩恵があるのか?

荷主とNVOCC

  • サプライチェーン上で何が起きているのかを知ることができ、安全在庫量を減らし、レジリエンスを向上することができます
  • 輸送時にマニュアルで管理している過多な情報を削減できる
  • 流出する恐れのあるマニュアルで管理している輸送内容を理解するための情報を削減することができる
  • 輸送をする上で料金を決定する上で信頼できる情報を得ることができるようになる。

 

フライトフォワーダー/3PL/通関業者

  • APIやアプリ、IoTによる陸上でのデータ取得を容易にし、戦略決定における有益な情報ソースを増やすことができる
  • プランナーがより効果的な物流プランを組むことができるように容易に過去や現在のデータにアクセスできるようになる。
  • コスト削減とより高付加価値なサービスの提供により競争力のある提案ができるようになる。

 

陸上輸送

  • より早い積み込みと荷下しをすべての関係者からのリアルタイム情報により実現します
  • 設備やインターモーダル施設の利用効率を可視化された輸送情報により向上します
  • ターミナルの待ち時間を情報の可視化により削減します

 

税関・官庁

  • より早く完全な情報へアクセスし、より優れた情報源からどのコンテナを検査すれば良いかわかるようになります。
  • ペーパーワークを削減し、ブロックチェーンに基づいてデジタル文書によりあなたの情報を守ります。リスク評価に集中することができるようになります。
  • コンテナ輸送サイクルが全て可視化され、積み込みからコンテナの返却までを見渡せるようになります。リスク評価の判断に有益なソースの取得にもなります。

 

港とターミナル

  • 物流業者のコストを業界基準のプラットフォームを使うことにより削減できます。
  • 資産の有効利用と正しいETA時間の共有を港の関係者に行うことができるようになります。
  • 積み場所とトラックや船舶が移動に要する時間を可視化することで次の輸送キャリアの最適化ができます。

 

海上輸送

  • 積み荷間違いをシステム監査により防ぎ、変わらない情報資料の記録を行うことでより安全に収益を正確に確保できます。
  • 顧客がプラットフォームからデータを自分で取得することができるようになり、電話やメールによる問い合わせ回数が減るようになる。
  • コンプライアンス管理を規制監査により簡素化し、輸送事案のデジタル監査に要する時間を削減することができます。

金融サービス

  • ディスクレや保険しょうけん、LCなどを削減し、スマートコントラクトにより保証しなくてはいけないサービスをカバーできるようになります。
  • 出来事や情報の誠実さを確認するために海外に送り出していた人員をデジタル上で確認できるようにすることでコスト削減できるようになります。
  • 貿易金融・保険における決定的で不変の情報ソースをリアルタイムで獲得できるようになる。

ソフトウェア開発者

  • 単一のオープンプラットフォームへの開発やインテグレーションを行える
  • trade lensのためのカスタマイズしたアプリケーションを販売できる
  • 多くの国際的なBCO,キャリア、政府がハブとして扱うプラットフォームを開発できる。

トレードレンズのソリューション

トレードレンズは国際物流のサプライチェーン上に情報を共有し、3つのレイヤーにより情報の開示生と安全性を担保しています。それぞれのレイヤーは異なる役割を持ち、トレードレンズ上のメンバーのビジネスを向上します。

 

ソリューションレイヤー

トレードレンズは3つのレイヤーにより情報の開示生と安全性を担保しています。それぞれのレイヤーは異なる役割を持ち、トレードレンズ上のメンバーのビジネスを向上します。

ネットワーク

トレードレンズのネットワークはエコシステムにデータを共有するの参加者達により構成されています。トレードレンズは情報を整理・保証し、アクセス許可を得たメンバー達に共有します。

プラットフォーム

プラットフォームレイヤーはブロックチェーンデータにおける優位性 - 輸送に関わる積み込みや貿易パートナーへの書類共有などをもたらします。十分に資料化されたオープンAPIはトレードレンズコミュニティに活動的な情報を届けることができるようになります。オープンスタンダードに則り、IBMクラウドにより世界中のメンバーに情報を共有します。

 

アプリケーションとサービス

トレードレンズのプラットフォームはIBMクラウドからデプロイされ、エコシステムの参加者へ展開されます。ブロックチェーン技術に裏付けられたトレードレンズは情報を正確に共有し、許可を得た者のみがその情報を見ることができます。データは不変のものであり、監査証跡かつ履歴が残ります。

 

 

雑に書いていますがひとまずこんな感じ。IBM Cloudを通して、っていうところが気になりますね。ERPから全部IBMならいいんでしょうけど、この1分野だけIBM、、、っていうのはあるんでしょうかね、教えてください情報システムの方。